おたふく風邪(流行性耳下腺炎)ワクチン − おたふく風邪(流行性耳下腺炎)の発生状況やおたふく風邪(ムンプス)ワクチンの予防接種についてのご案内

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)ワクチン[Mumps]

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)

おたふく風邪(流行性耳下腺炎) 発生状況

世界中にある病気で、日本でも年間多くの方が感染しています。

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)ワクチン接種をお勧めする方

1歳から接種可能です。

任意(本人の希望)接種ですので、幼児期に予防接種又はおたふく風邪にかかったことがない方は予防接種をお勧めします。 幼児期から学童期に感染することが多いのですが、成人になってからも感染することがあります。

※妊婦はおたふく風邪ワクチンの接種を避ける。
※また、このワクチンの接種後は少なくとも1ヵ月以内には妊娠を避けるように気をつける。

※周囲に感染者が出た場合:3日以内に予防接種を受けると感染を防御、症状を軽くできるとされています。

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)の感染原因と症状

感染

おたふくウイルスの感染(唾液もしくは接触)によって起こります。
1回かかると生涯にもう1度かかることはありません。
成人になってから感染すると、まれに男性では睾丸炎、女性では卵巣炎・乳腺炎になることがあります。

症状

潜在期は約2週間です。両耳の下が痛くなり、腫れてきます。また喉が痛くなることもありますが、ウイルスですのでまれに脳炎を起こすこともあるので注意が必要です。

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)を予防するには

日本では、ワクチンは造られておりますが、小児の定期予防接種の対象にはなっておりません。
満1歳を経過したらワクチン接種ができますので、2回接種します。

成人になってからも任意で予防接種が受けられます。

当クリニック取り扱いおたふく風邪(流行性耳下腺炎)ワクチン

輸入ワクチンのMMRも取り扱っております。

【重要事項】

当院では、欧米各国で広く承認されている”Priorix”を輸入しております。このワクチンは現在日本では製造されておらず、厚生労働省の承認もありません。輸入ワクチン製剤を利用して副反応が生じた場合は、医薬品副作用被害者救済制度が利用できない可能性がありますので、ご希望の方は予めご了承頂く必要がございますのでご注意ください。

※輸入ワクチンのため国内のワクチン救済制度は利用できませんが、輸入業者による輸入ワクチン副作用被害救済制度が設けられています。当クリニックはこの制度を導入している業者からのみ輸入しております。

ワクチンの種類 おたふく風邪(流行性耳下腺炎) 麻疹&おたふく&風疹混合 (MMR)
  おたふくかぜ Priorix GlaxoSmithKline社
商品名 乾燥弱毒性おたふくかぜワクチン Priorix
生産 国産 生ワクチン 輸入 生ワクチン
販売元 北里研究所 GlaxoSmithKline社
接種回数 1回または2回(0、4-8週間) 1回または2回(0、4-8週間)
抗体価持続期間 20〜30年 20〜30年
抗体価がつく目安 接種後2週間後
接種後2-4週間後
副反応* 注射部位の痛み・腫れ、発疹、接種後2-3週間ごろに発熱など
重篤な副反応* アレルギー反応など(アナフィラキシー症状等)頻度;極めて稀
接種禁忌者* 卵のアレルギー、急性疾患、免疫抑制疾患・治療者、妊婦、アナフィラキシー症状があった者、卵白・ネオマイシンアレルギー ネオマイシン・卵のアレルギー、、妊婦、急性疾患、発熱、薬の成分でアナフィラキシーがあった者

*)掲載内容は全てではありません。

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)ワクチンのよくある質問

留学に際し、風疹ワクチン、麻疹ワクチン、おたふくかぜワクチンの接種記録を提出する必要があります。母子手帳を見ると幼少期に接種した記録が残っていますが、この日付を書いてもらえますか?
留学に際して予防接種記録を提出する場合、留学先の学校から要求している回数などは様々です。母子手帳の転記は可能ですが、場合によっては過去10年以内と注意書きがされていることもあります。学校から届いた書類をよくお読み下さい。わからない場合はこちらの手順に従ってクリニックに書類をお送り下さい。接種に必要なワクチンとその回数、接種スケジュールや費用などをご連絡させていただきます。
おたふく風邪(流行性耳下腺炎)は抗体検査できますか?
はい。抗体検査を調べることはできます。採血検査を行い結果は2、3日いただきます。検査結果の報告は個人情報によりお電話、FAX、メールでのご回答はできかねます。必ずご本人様にご来院いただく必要があります。抗体検査の結果が陰性だった場合は、結果を聞きにご来院いただいた時に予防接種もお受けいただけます。
おたふく風邪(流行性耳下腺炎)は他のワクチンと同時接種可能ですか?
おたふく風邪ワクチンは生ワクチンといわれる種類のワクチンです。お急ぎの場合は、生ワクチン同士の同日接種を行います。不活化ワクチンとの同時接種も可能です。但し、日本では予防接種実施要領により、生ワクチンを接種すると基本的に1ヶ月間は他のワクチンを接種できませんので、接種するワクチンの順番に気をつける必要があります。当クリニックで接種される方は、初回来院時にワクチン接種のスケジュールを立ててから接種開始しますのでご安心下さい。 詳しい問診により、医師が必要と認めた場合には、同時接種ができます。

トラベルクリニックとして

日本で生活する上では気にすることのない感染症。しかし、上・下水道施設が整備されて、非常に衛生的できれいな日本にはない感染症が世界にはたくさんあります。日本国内にはない感染症ですから、その感染症に対して無防備な状態で現地に飛び込んでしまったら、どうなるでしょう?感染症には軽症ですむものから重症化し入院や時にはあなたの命にまで危険が及ぶ怖い感染症もあります。健康である方も感染症にはかかります。

ワクチン接種を行うことによって、体の中に抗体(免疫)を付けてから現地に赴くことやワクチン開発のない(または開発中の)感染症からどのように身を守るかが大変重要です。

海外生活をより楽しくそして安全に過ごしていただくために、品川イーストクリニックではトラベル外来を実施しております。

海外で行われている予防医学学会へ積極的に出席することで、海外の医師との意見交流を行い、お越し頂く患者様へ的確なアドバイスを行っております。ご自身の身を守ることはもちろん、周囲への二次的感染予防としても、海外へご出発される前にしっかりと知識を見につけ、可能な限りの予防対策を行い、安全で楽しい滞在を願っております。

当クリニックでは、コンシェルジュ(看護師)によるカウンセリングや感染症専門医師による診察を行っております。