帰国後の健康診断の大切さ
海外赴任者は一時帰国を利用して健康診断を受けましょう
海外生活では文化の違いから食習慣やストレスにより体重増加に悩む赴任者は少なくありません。体重増加に伴い、生活習慣病などの危険因子も増加します。感染症のチェックだけでなく、全体的な健康診断を受けることをお勧めいたします。
発展途上国を旅行した後
海外から戻った後の数ヶ月間に体調の異常や高熱が出た場合は、直ちに感染症専門病院を受診してください。
途上国を旅行した後は、その旅行に関連した感染症が生じる可能性が少なくとも6か月の間はあることを覚えておきましょう。医療機関にかかる際には、必ず海外旅行したことを告げてください。症状がでる時期は感染症により様々ですが、デング熱やリケッチア感染症による症状は3週間以内にみられ、マラリアや一部の細菌による感染症は数週間から数ヶ月、時には数年経ってから症状が現れることもあります。
そういえばちょっとお腹の調子が悪い気がする・・という症状を訴え、虫卵検査で寄生虫が発見されたということも少なくありません。早期発見・早期治療が何より大切です。
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