海外で病院にかかるには
言葉や習慣の異なる海外で病院にかかるのに不安を感じる方も多いと思います。
万が一の場合を考えた準備
旅行保険
万が一の際、保険に加入していないと多額な費用に対応できない可能性があります。
一般的に、クレジットカード付帯の保険では不十分なことが多いですので、事前に確認しましょう。
【旅行保険(医療に関する部分)のチェックポイント】
- 治療・救援費用の補償限度額
- 補償が受けられる医療サービスの範囲
- 以前から持っている病気の治療に対して、補償されるかどうか
- 妊娠合併症に対する補償の有無
- 高リスクの活動(登山など)に関連する健康問題に対する補償の有無
- サポートの充実度
- 個人的に立替払いしなくてもよいかどうか(キャッシュレスサービスの有無)
- 給付対象となる医療機関
海外の医療施設に関する情報収集
渡航目的地別に海外の医療施設に関する参考情報を入手しておいてください。
- 外務省「在外公館医務官情報」
使用している薬剤について情報を携帯
- 処方箋:薬剤の一般名称を記載した英文の処方箋
- 注射薬:
処方した医師に医療機関名や住所が印刷されたレターヘッドに内容の記載を依頼
- 上記の内容が添えられた英文の診断書(詳しくは「慢性疾患をお持ちの方へ」)
連絡先情報
緊急時のために、ご自分の連絡先が相手側にわかるように、英文もしくは現地語で下記の内容が記載されたカードを用意するといいでしょう。
- 渡航地の日本大使館、領事館
- 現地在住の友人や日本在住の家族がいる場合は、その住所と電話番号
- 日本のかかりつけ医、かかっている病院