トラベルクリニック海外赴任者センター:世界各国国別感染病情報、予防接種、予防薬について学ぶトラベルメディシン(travel medicine)

よくあるご質問

ご来院に際して

Q01.予防接種をしたいのですが、予約なしでも当日来院して接種できますか?
トラベルクリニックはご予約を頂いてからご来院をお願いします。
ご予約についてはこちらをご覧ください
Q02.何のワクチンを接種するか、当日相談して決めることは出来ますか?
はい、できます。
お電話でも推奨ワクチンをご案内させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
Q03.保険証は必要ですか?
予防接種は全て自費診療となりますので、保険証は必要ありません。
Q04.支払い時にクレジットカードは使えますか?
はい。各種クレジットカードをご利用頂けます。(1回払いのみ)
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ワクチン接種について

Q01.黄熱病ワクチンと同日に腸チフスワクチンは接種できますか?
はい。当クリニックでは、黄熱病ワクチンを接種した同日に他の不活化ワクチンの接種を医師の診察のもとで行っております。
Q02.人間ドックを受けた後に予防接種をしても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。
Q03.A型肝炎、B型肝炎、破傷風、日本脳炎、狂犬病の接種を希望してます。
   接種完了までどのくらいの期間が必要ですか?
約1ヶ月間です。
Q04.健康診断と予防接種を希望していますが、同日に受診は可能ですか?
はい、大丈夫です。健康診断終了後に予防接種を行います。
Q05.現在妊娠中ですが、予防接種は受けられますか?
生ワクチンは妊娠期間中に接種すると胎児に影響を及ぼす可能性があります。妊娠中の方は原則として接種を控えてください。特に風疹ワクチンは接種後1ヶ月間は避妊しなければなりません(ワクチンのメーカーは、接種後の3ヵ月間は避けるよう勧告している)。 一方、不活化のワクチンは妊娠中に接種しても胎児への影響は殆どないとされていますが、できれば妊娠3ヶ月以後に接種するようにしましょう。なお、授乳期間中のワクチンの接種は特に問題ありません。
Q06.海外赴任まであまり時間的余裕がありません。
予防接種を短期間で終わらせる方法はありませんか?
我が国では1回に1種類のワクチンを接種するのが原則です。
また、接種間隔も定められており、生ワクチン接種後は4週間、不活化ワクチンやトキソイド接種後は1週間、次のワクチンを接種することは出来ません。さらに、不活化ワクチンやトキソイドは一定の効果を得るために数回の追加接種を必要とします。しかし赴任前の限られた期間に、このような教科書どうりの接種方法を受けている余裕はありません。そこで短期間に予防接種を終了させる方法として、ワクチンの同時接種が行われます。
 ワクチンの同時接種は予防接種法の改正で法律的にも医師の判断で実施することが可能になっております。医学的にも同時接種で副作用が増強される心配はありませんので、不活化ワクチンやトキソイドは数種類を同時に接種できます。生ワクチンとの同時接種も可能ですが、コレラと黄熱病ワクチンの同時接種はお互いの有効性が低下する可能性があります。
Q07.アレルギー体質ですが、予防接種を受けても大丈夫でしょうか?
端息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎など単なるアレルギー体質だけでは予防接種の禁忌にはなりません。アレルギーでも注意すべきことは次の2点です。
 第1は「接種しようとするワクチンそのものに対して、以前にアレルギー反応をおこした方」で、この場合は該当するワクチンの接種を控えてください。第2は「ワクチンに含まれる成分に対して、以前にアレルギー反応を起こした方」です。特に卵を含むワクチンについては注意が必要です。インフルエンザや黄熱病ワクチンは卵成分を多く含んでおり、卵アレルギーの方は接種を控えてください。麻疹ワクチンは少量の卵成分を含みますが、慎重に行えば接種可能です。いずれにしろアレルギー体質の方は、接種前にその旨を医師に申告し、接種の可否について相談するのがよいでしょう。
Q08.予防接種の副作用について教えてください。
現在日本国内で用いられているワクチンは極めて安全生の高いもので、あまり副作用の心配はいりません。しかし、注射した部位の痛みや腫れなど軽度の副作用は接種した人の10%前後に起こります。こういった注射部位の炎症は接種当日か翌日に見られ、冷やしたり鎮痛剤を少し服用するだけで容易に改善します。麻疹や風疹など生ワクチンでは接種後1週間以上経過した時点で発熱を起こすことがありますが、これも特に治療することなく数日で改善します。
 一方、極めて稀に起こる副作用として、ワクチンに含まれる卵や抗生物質などの成分によるアレルギー反応があります。アレルギーには注射局所の反応からショック症状などの全身の反応まで種々ありますが、概して軽症のものが多いようです。
Q09.日本国内未承認ワクチンについて
当クリニックでは、海外渡航者に必要性が高く、国外では広く有効性と安全性が認められているワクチンを、薬監証明制度に基づき海外から輸入して提供をしています。日本国内未承認ワクチンについては、予防接種法、施行令によって健康被害に対する救済制度の対象外となります。
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