LOX-index(脳梗塞・心筋梗塞リスク診断)検査
日本人の死因の1位は『がん』ですが、動脈硬化が原因とされる脳血管疾患・心疾患の合計数はがんの死亡率と同水準にあります。
脳卒中・心筋梗塞を特に気をつけるべき方、発症しやすいのは次のような方です。
- 高血圧・脂質異常症・糖尿病にかかっており、動脈硬化が気になる方
- 肥満の方
- 長い間喫煙してきた方
- ご家族に脳梗塞・心筋梗塞にかかった人がいらっしゃる方
- 40歳以上の方
- 健康診断で「LDL(悪玉)コレステロール」が高いと言われた方
LOX-indexとは
動脈硬化の進行具合から将来の脳梗塞・心筋梗塞のリスクを判定する最新の血液検査です。動脈硬化の原因となる変性LDLとLOX-1という2つの物質を調べることで、発症のリスクを測定します。
動脈硬化の原因を知ろう
動脈硬化の原因は、LDLコレステロール(悪玉)ですが、その中でもサビついた変性LDLコレステロールが『最大の悪玉』です。変性LDLは血管にあるLOX-1というトラップに捕まります。
これが動脈硬化の始まりです。
Lox-Index値が高い人は
LOX-index値が高いと動脈硬化が進行する可能性が高く、血管が詰まることが原因で引き起こされる疾患である脳梗塞・心筋梗塞が将来的に発症するリスクが高まります。
原因物質である変性LDL、LOX-1の増加を促進してしまう原因として、生活習慣(喫煙、過度の飲酒など)、ストレス、運動不足などがあります。
LOX-indexで手軽に具体的なリスクを知ることで、より意識の改善につなげることができると考えられます。
◆LOX-indexが高いと『脳梗塞』のリスクは 3倍
◆LOX-indexが高いと『心筋梗塞』のリスクは 2倍にもなります。
動脈硬化のリスク評価として一般的なLDL検査の補強
動脈硬化進行のリスク評価にはLDLコレステロールが一般的ですが、心疾患患者の約3割はLDLコレステロールが基準値以下で発症しているとの報告もあり、LOX-index®を一緒に測定することで、この3割の方々に対しても将来の発症リスクを早期に明らかにすることができます。また、脳梗塞に関しては、LDLとの相関性が無いことが様々な疫学研究で明らかになっており、その意味でもLOX-index®を検査に加えることは有効です。
動脈硬化の状態から脳梗塞・心筋梗塞の発症までを幅広くフォロー
LOX-index®は動脈硬化の初期段階を反映しています。その為、今までの血液検査や画像健診で捉えきれなかった血管の状態を知ることが可能になりました。動脈硬化に起因する疾患は、発症までこれといった症状が出ない事が予防及び治療を遅らせる原因となっていましたが、LOX-index®は、動脈硬化の状態を数値化する事で、予防への意識付け、発症リスクの予測という点で、予防医療の進展に有効であると考えられます。
検査について
- 採血だけの簡単な検査です
- 健康診断のオプションとして追加できます
- Lox-Index検査のみ単独でも検査が可能です
LOX-index結果報告書(サンプル)
検査費用
13,200円(税込10%)
検査結果は約2週間〜3週間で出ます。
注意事項
以下の方は、sLOX値に影響がありますので、ご受診いただけません。
・風邪をひいている方
・抜歯や最近怪我(創傷)をされた方
・関節リウマチの方
・妊娠中の方
参考URL: http://lox-index.com/
脳梗塞・心筋梗塞のリスク診断がコチラで出来ます。 http://lox-index.net/shindan/
その他のオプション検査
健康診断のご予約方法
健康診断は午前中のみです。
予防接種を同日にご希望の方はお知らせください。
お支払いについて
- 当日、窓口にてお会計をさせていただきます。各種カードも取り扱っております。
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