トラベルクリニック海外赴任者センター:海外から帰国して下痢が続く・発熱が出たら。トラベルメディシン(travel medicine)

下痢が続く・発熱が出たら

下痢が続く

海外旅行に行った人の半数以上の人が旅行先で下痢を体験しているようです。たいていの下痢は数日でおさまることが多いのですが、帰国してからも下痢の症状が続く場合は注意が必要です。症状が長引く場合は、アメーバー赤痢やジアルジア症(ランブル鞭毛虫症)などの寄生虫による感染症の可能性があります。このような感染症による下痢症は通常の抗生物質では効かないことが多く、放置すると内臓に大きな障害をきたす可能性もあります。また、抗生物質を長く服用していると、腸内の細菌の種類が変わり、下痢が止まらなくなることもあります。その他過敏性による下痢や炎症性腸疾患など原因は様々考えられますので、海外旅行後に下痢が長引いている場合には、必ず医療機関を受診し、海外へ行っていた期間、国などの詳細を医師にお伝え下さい。

帰国後に発熱が出たら

感染症の中には、発症するまでの期間が2〜4日と短期間のものから、10日以上経ってから発症するものまで様々です。

マラリア、特に熱帯熱マラリアは急速に悪化し、命にかかわることもあります。
マラリアの流行地域に滞在してから6日以上経って発熱がみられ始めた場合は、ただちに検査を受けるようにして下さい。マラリアと診断された場合には、すぐに治療を開始しなければなりません。予防薬を飲んでいてもマラリアにかかる場合があります。

旅行後に発熱を感じたら、必ず感染症外来専門を受診し、旅行日程(行き先、滞在日数、滞在目的、滞在先、何をしたかなど)をできるだけ詳細に医師へ伝えましょう。

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